RED GLOBE

入試事情

f0107315_2153480.jpg


大学受験とそれを取り巻く状況が様変わりしているのは
すでにご承知の通りかもしれない。
少子化とインフレでいい話は何処にもない。
ここ数日の新聞見出しも、赤字、削減、解雇、、
年度末の先行き暗い話ばかりで気が滅入る。

私が大学受験していた頃、裏方(つまり大学側)にどんな苦労があったのか
なんて知るよしもなかったが、受験生が多ければ多いなりに
現状のように減ってきたらまたそれなりに苦労がある。
芸術系大学の入試課題には「実技試験」がある。
つまり絵を描く試験があり、それにつきものなのがモチーフである。
問題もモチーフも学部、学科、コース等でそれぞれ異なる。
モチーフは大抵3〜4点、日用品から生鮮食料品までそれぞれ趣向を凝らして
必要数準備しなければならない。しかも、極秘で。
今の私の担当なんて数はしれているが、それでも40〜50本の大根とか人参とかは
一般家庭の消費量、購買量にしてはかなり多いから
さりげなく新鮮なものを期日にあわせて用意するのには神経を使う。
80年代なんて1000人規模で行っていたから、想像しただけでうんざりする。
そう思うと少なくて良かった、、だろうか?
少なすぎても、、困る。

そして当日、そう今日で3日目の試験期間中それぞれのコースから任命された
入試委員は試験が滞りなく行われるように、万が一に備えるために、
学内、本部教室に待機していなければならない。
それは「大切な存在」ではなく「居ることが大切」な修行のような状態で
その間にちょこっと制作、、は無理、せいぜい本読むかパソコンカタカタやるか
である。
後は普段あまり交流のないコースの先生とサロンのように情報交換に花が咲く。
雑談である。

受験生がんばれ!せめてそう思うと多少気分も晴れる。
自分がやる方が楽だったなんて、受験生の時には全く想像もしなかった。
時々外に出て空を眺めて気分転換である。
[PR]
by red-globe | 2009-02-07 21:53 | 業務