RED GLOBE

就職セミナー

大学で学生の就職セミナーがあった。
セミナーは業務ではない。昨年始めて就職した私の出る幕ではない。
むしろ学生には、就職するな!とか云ってみたい質であるから
そういう話はピントがあわない。
それを解っているのか?いないのか?就職課は招集しないから
まあありがたい。

だからそんなことがあるんて、学生がリクルートスーツで
うろうろするまで気がつかなかった。
研究室でなんだかんだしていると来客があった。
一瞬スーツ姿で眼鏡をかけた彼が誰だか解らなかった。
学生時代の友人で今は大阪で家業のブロー成型会社の社長をしてるN氏
求人活動である。
彼は同じクラスで一時期同じバイト先、そして一緒にバンドをしていた親友
久しぶりの再会である。
「どう?最近」と訊ねると
第一声は「あかん、最悪やで。こんなん続けば戦争が起こるで」
かなり厳しいようだ。
それでも、やっぱり大卒が欲しい、高卒とは考える力が違う
今のご時世、中小の町工場が正直大卒を雇えるような経営状態ではないけれど
自分の責務は技術者を育て伸ばして行くことだから
採用は止めないんだと話していた。
「やっぱり若者の教育はええな、羨ましいわ」
と、学生時代と変わらないキラキラした眼で話していた。スピリットが熱い。

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そして、帰り際に「あ、そうや、これ、あげるわ」
といって渡されたのがこれ、
「ホンダの車には全部うちの部品が入ってるで」
物作りの遺伝子は脈々と受け継がれ、息づいているのである。
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by red-globe | 2009-02-20 19:18 | 業務