RED GLOBE

場の存在

作品が成立する条件として、その場との関係はとても大切である。
インスタレーションなどなら、更にその要素は大きい。
なぜそこにあるのか?
そこでなければ成立しない必然性、、とでもいうのか。

先週末枯木又へ行ってきた。
夏の作品の搬出をするためである。
そして、それは初めての決断でもあった。
これまですべての作品は搬出=持ち帰り保管している。
今回の作品は正確には搬出されていない、撤去が正しい。
その場から持ち出しすべて焼失した。

制作以前から、枯木又の作品は恒久性を求めなかった。
そして、搬入もままならず、その場で組み上げることしか選択肢がなかった。
一緒に手伝ってくれた学生には酷だったと思う
一年後には無くなってしまうものを
結構な規模と労力をかけて作ったから。

こだわったのは場の存在である。
この作品はこの場でしか存在できない
仮に持ち帰ったとしても、次の機会はおそらく無いだろう。
演劇や音楽がライブであるのと同様
ここで記憶と記録しか残さないことが
きっと次への活力となる。そう思いたい。

最後の夜、作品の中で眠った。
これも貴重な体験

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by red-globe | 2010-06-29 09:03 | 制作