RED GLOBE

今はただ作り続けること

こういう時に自分には何ができるのか?と考える。
考え抜いて、とてつもない無力感に苛まれる。駄目だ、アートは無力だと。
とりあえず現状維持、頭を低くして辺りを窺ってじっと我慢の子を決め込む。
良く聞き、良く見て、アイデアが湧くのを待つ。
なにも出来ないのは、まるで被災地を俯瞰視していた報道のヘリのようだ。
目下の現実にあたふたと立ったり座ったりを繰り返している
パタパタと音をたてて。
遠くの方に誰かが見える、だが手は届かない、叫び声もむなしくかき消される。

それでもなにか出来るんじゃないか?
そう考えて毎日作っているものがある。
心で想い、掌中で慈しむように刻んで作る、果実のような種子のようなかたち。
手の中に収める自分に対する安心と、
これが何かに繋がるかもしれない予感のようなものを信じて、
今はただ作り続けている。

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ある程度数が揃えば、販売しようかと思う。
そして、寄付に変える。
「売り上げは全額寄付します」 いわゆるチャリティーだ。
ただこれは、偽善かもしれない、売名行為かもしれない
さらに私は有名でもないので、空回りすることもあり得る。
解りやすいものを作っている訳でもないし、
誰でもって欲しいものでもない、
でも、チャリティーならってお金だしてくれる人もいるかもしれない。

そんなことでいいのか?本当に?
そんなことなら黙ってやればいいんじゃないか?
そんなことなら、どんなことなら、、
誰かのために、それとも自分のために。

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by red-globe | 2011-03-27 16:34 | 制作