RED GLOBE

「はざ」って知ってる?

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あまり聞き慣れない言葉、はざ。
刈り取った作物を乾燥させるために掛けておくもの。
一昔前までは農村でごく当たり前に見かけた光景だったが
今はほとんど見かけない。
私の育ったあたりでは、稲刈りの終わった田んぼに横一列に
布団を干すように掛けてあったっけ。

はざ掛けにも地域性があって、新潟の山間部である枯木又では
杉の木を支柱に見立てて、その間に縄を張るスタイル。
そして高さがある。

美しい。

木の下に干すには理由がある。
雨をしのぎ、高いところでは風当たりもいいし、動物に食われることを防ぐ。
逆さにした刈り口の部分に、上に掛けたものが重なり傘の役割になり
雨が降ったときにでも好都合だとか。

コンバインで刈るとはざは使わない。
合理化するといやおなしに秋の風景も変わってしまうわけだ。
はざももはや歴史遺産的光景なのか
心境複雑である。
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by red-globe | 2011-11-11 23:04 | 情景