RED GLOBE

愛した理由

さて、なぜ今飛行機なのか?について語ろう。

飛行機が飛ぶことに疑問をもったことはないだろうか?
あれ程まで大きく決して軽いとは言い難い、地上では存在し得ないサイズの乗り物。
なぜ空を飛べるのか?

翼があるから、ジェットエンジンだから、、いろんな答えがありそうだけれど
その仕組み、飛行のメカニズムは至ってシンプルで、紙飛行機と変わらない。
そう、航空力学ってヤツで、浮力を生み出しているのはエンジンの性能ではなく
翼(主にその断面)のかたちにある。
飛行するためにはまず、飛ぶかたちでなければならない。
しかもその必要最低限のフォルムは美しい!
必然性のある流線型はうっとりするほどの美形である。

つまり、日々かたちと素材に興味とこだわりをもって生きる彫刻家にとっては
「たまらない存在」だったのだ。こだわりの素材も鉄板ではないからね。

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もうひとつ
飛行機を飛ばしているのは、科学技術の進歩だけではない。
野心と情熱、人類の飽くなき探求と好奇心がそこにはある。
滑走路の定位置までゆっくりと進み、
そこから一気に全力疾走して宙に浮くTake off の瞬間
命がけのその僅か5秒足らずの間に
そんなことをひしひしと感じてしまうあの快感。いい。いい!
そして…

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飛ぶことを目的に作られたこの機体は、特殊車両の介護なしでは
自らの力でバックすら出来ない、、このふがいなさ(笑)
(画像はバックしている JAL MD-90)
なにいってんだ、バックなんてしないよ、目標に向かって前進あるのみ!
そう云うに違いない、実に前向きな乗り物なのです。

ほかにこんなヤツはいないよ。だろ。
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by red-globe | 2007-07-20 02:03 | 心境