RED GLOBE

乗り遅れ。

間に合わなくて昨日より一本遅い電車に乗る。
誰もいない貸し切り状態だった。
一駅前からの折り返し運行。運転手と二人だけ。

f0107315_22451827.jpg


出町柳でも目前でドアが閉まり一本遅れ。
普段使わない通勤電車の時刻表は頭の中にはない。

昨日は帰りに雨で画廊に傘を借りて若い友達と飲みに行った。
ホワイト・カラーに紛れこんだブルー・カラー3人。

自分にはビジネスマンへの就職チャンスがなかったのか、
あえて避けてきたのか、
それなりに渡ってきた仕事というやつ、
来月末で今の職場とはおさらばする。

おさらば、と言うと人聞きが悪いかもしれない。
仕事は大学を卒業して以来、作品制作と非常勤講師ばかりで
非常勤とは嘱託となんだ変わらない1年契約の更新繰り返し
まともな職に巡り会えたのは2年前のこと
でもボーナスなしの2年契約だった。

それでも人相手のこの仕事、別れの心境はいつも複雑
若い情熱に応える仕事にはやり甲斐も意味もある。
継続は力なり。そう思って続けてきたのは制作
それが今春4月からの新たな仕事として実を結びつつある。

この歳になると
世間からは随分遅れをとってしまった感は否めない。
乗り遅れ。
今日乗り遅れても、明日の朝はまた違う電車がホームに入る。

ホーム・スウィート・ホーム

人が生きると人生
生きるのと生まれるのとは同じ字を書く。
生活は生きること、生命は生まれること
なのに生産となると、生き産まれると書きながら
なんだかただのものになってしまう。

f0107315_2247017.jpg


乗り遅れた電車を待ちながら、止めどもないことを
考えてしまう。
[PR]
by red-globe | 2008-02-27 22:18 | 心境