風街ろまん
「風街ろまん」は「はっぴいえんど」の代表作である。
と云ってどれほどの人が頷くのか?
活動時期は1970年代、私もリアルタイムではなく
持っているCD(勿論再発のものでオリジナルはレコード)は
89年発売のものである。
それだけでももう19年も前のものだから時代とか歴史とかいう
過去のものになってしまったわけだ。
今や伝説のバンド。
彼らの音楽性はもとより、今でも色褪せない魅力は
言葉の世界観である。
歌詞として、歌として、音として
日本語の語感がこんなにしっくりきている音楽はそうない。
20代で初めて聞いたときもそう思ったし
今聞いても同じ
その詩の多くを手がけた 松本 隆 が今日大学のレクチャーに来る。
それで今日は朝から予習中。
今流れているのは「はいからはくち」である。
追伸:
18時から1時間半、学長との対談形式で行われたレクチャー
その話は大筋ではっぴいえんどの創世記
リアルタイムであった学長はやや興奮気味で会話の舵を取る。
その後、あの名曲「木綿のハンカチーフ」にふれ
80年代歌謡曲、松田聖子の作詞のこと。
時代の仕掛人ではありながら、あくまで裏方らしく
物静かな語り口調で淡々と進んだ。
私にとっては20年くらいのタイムラグがあるのだが、
一番知りたい、生まれ育って物心つくまでの時代背景の手がかりとして
興味深い話だった。
松田聖子は高校時代のトップアイドルだったから
彼らがそれを創っていたわけだ。
詩は難産ではなく自然に生まれるのだという
最後の質疑応答で「はいからはくち」は路面電車から飛び降りたとき
ふと、思いつき「はいから」で「はくち」の語意と
「肺から吐く血」のふたつの意味があるといい
でもなかなか曲にはならなかったらしい。
作品にはネガティブな意味やメッセージではなく
その先にある前向きなことを自らの道義として
秒刻みで変わりゆくことに意味があると言われていたことが
印象深かった。
CDのライナーを手帳に挟んで行ったものの
講演後にサインをせがむ勇気がなかった自分(笑)、、
そんなもんだよね。
と云ってどれほどの人が頷くのか?
活動時期は1970年代、私もリアルタイムではなく
持っているCD(勿論再発のものでオリジナルはレコード)は
89年発売のものである。
それだけでももう19年も前のものだから時代とか歴史とかいう
過去のものになってしまったわけだ。
今や伝説のバンド。
彼らの音楽性はもとより、今でも色褪せない魅力は
言葉の世界観である。
歌詞として、歌として、音として
日本語の語感がこんなにしっくりきている音楽はそうない。
20代で初めて聞いたときもそう思ったし
今聞いても同じ
その詩の多くを手がけた 松本 隆 が今日大学のレクチャーに来る。
それで今日は朝から予習中。
今流れているのは「はいからはくち」である。
追伸:
18時から1時間半、学長との対談形式で行われたレクチャー
その話は大筋ではっぴいえんどの創世記
リアルタイムであった学長はやや興奮気味で会話の舵を取る。
その後、あの名曲「木綿のハンカチーフ」にふれ
80年代歌謡曲、松田聖子の作詞のこと。
時代の仕掛人ではありながら、あくまで裏方らしく
物静かな語り口調で淡々と進んだ。
私にとっては20年くらいのタイムラグがあるのだが、
一番知りたい、生まれ育って物心つくまでの時代背景の手がかりとして
興味深い話だった。
松田聖子は高校時代のトップアイドルだったから
彼らがそれを創っていたわけだ。
詩は難産ではなく自然に生まれるのだという
最後の質疑応答で「はいからはくち」は路面電車から飛び降りたとき
ふと、思いつき「はいから」で「はくち」の語意と
「肺から吐く血」のふたつの意味があるといい
でもなかなか曲にはならなかったらしい。
作品にはネガティブな意味やメッセージではなく
その先にある前向きなことを自らの道義として
秒刻みで変わりゆくことに意味があると言われていたことが
印象深かった。
CDのライナーを手帳に挟んで行ったものの
講演後にサインをせがむ勇気がなかった自分(笑)、、
そんなもんだよね。
by red-globe
| 2008-06-25 12:07
| 心境