RED GLOBE

カテゴリ:制作( 154 )

古代米からミュエックへ

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今回の打ち合わせ旅行では予定調和的なことは全くなく、
宿泊地も変更、蛍祭りに参加して俳句も詠むし
翌朝も「田んぼの草抜きを」とのお誘いに
何事も体験で古代米の田に入って来た。初体験。
田んぼの土はなれない足にも心地良く
少ない人数ならめげていたかもしれない作業も
20名の多勢で1時間、悪くない労働。
ちなみにこの予定外で朝飯にはありつけなかったが(笑)
朝飯前のひと働きは苦にならなかった。

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by red-globe | 2008-07-10 02:34 | 制作

型取り新素材

学生から足の型を取りたいという相談を受けた。
人体の型取りで有名な作家と言えば、すぐに
ジョージ・シーガル (George Segal) が浮かんで
ならば石膏帯がいいのでは?と答えた。
ギプスを作る素材で布に石膏のついた便利な素材である。

数日して彼は別の素材を持って来た。
石膏帯など今はもう使われていないらしく、
それはアルミ製のパウチングされた袋に入ったハイテク素材だった。
袋に書かれた説明によると、開けたらすぐに使いきること
つまりすぐに固まってしまう不思議な包帯だった。
これは便利そうだと早速使ってみる。

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開けるとベタベタとした樹脂のしみ込んだ目の荒いクロスで
とりあえず生足の彼女にくるくる巻いてみる。
5分程で固まってカンカチコになった。
使用感は悪くないらしく巻かれた方もいい気になっている。

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by red-globe | 2008-07-01 23:56 | 制作

RED GLOBE

このブログのタイトルである RED GLOBE とは
私の作品名である。
ロゴ画像に使っている楕円の赤い地球である。2006年3月制作
サイズ:1300×1300×900 表面はコンテで描画しています。

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作品展では過去の作品を集約したポートフォリオをおいているが、
「どうやって作ったのか?」という質問が多いのがこの作品。
そう、画像だけでは解りにくい素材と制作方法。
紙とか布だと思われがちだが、木。中も気になるらしい。
そこで、、特別に(笑)中、お見せしよう。

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中は中空で、何も支えのない殻の状態
パーツは右奥に写っている円弧になったゲージに挟んで作った。
厚さ4ミリのシナ曲げベニヤを2枚重ね、繋いでいくとこうなる。
ここまでは半分で12パーツ、すべて合わせると24パーツ
机の下にちらっと残りのパーツが見える。

もの作りをされている方なら想像がつくでしょう。
こうやれば球に出来る、しかも強いということ。
想像できてもじゃあ本当に出来るか?
それはやるしかない、やってみるしかない。

それで、上手くいったときの作品には
制作行程でもこのままでいいような美しさが
あったりするものです。
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by red-globe | 2008-03-14 02:52 | 制作

The last flight

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2003年8月31日、国内最後の飛行となった YS-11 にまつわる
個人的な思い入れをストレートに表した作品。
いよいよ最終日。
日付も3月となった本日、17時までです。

すでに次の作品の構想も漠然と思い巡らしながら
多くの方の目撃をお待ち致しております。
最後までよろしくお願い致します。
憧憬の空
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by red-globe | 2008-03-01 01:17 | 制作

かつての自分

個展で大阪通いの一週間、明日は休みですが
残すところ6日間となりました。

今回の作品は、実に素直にストレートに
気持ちに余裕のある展示になりました。
なんだか作品と一緒にいて楽です、何故だか?楽。
難しくないというか、子どものような自分です。

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作品構成は2点で一作品、ただそれだけの最小で最大の贅沢な空間です。
そこにはかつての、少年の自分がいます。
想像上の自分、懐かしい昭和の少年、半ズボンなんですよ
当時としては当たり前の光景ですが、
年中半ズボンの子どもなんて今じゃあり得なくなりました。
そんな格好をすすんでしていた訳でなく
それが心身鍛錬であるかのような風潮がありました。
今の子どもは風の子ではないんですよね。

時代と共にポリシーも変わります。
遊び方も学び方も育て方も変わります。
求められているのは強さではないように思います。
優しさでしょうか?賢さでしょうか?そつなさでしょうか?
どちらが正しいとか、今は間違っているとか
本当のところは正直、解りません。
だけど、不安が多いことだけは事実
こんなに恵まれた国が、見えない不確かさに怯えているのです。

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by red-globe | 2008-02-24 00:09 | 制作

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今回作品に彩色した色は、オリジナルを意識した淡いブルー
マニアの方ならお馴染みの「モヒカン」塗装というやつ。
YS-11はかたちもさることながら、この色が何とも日本的なのである。
60年代当時の最新、最速デザイン。
何処かしら新幹線の「0系」と似ています。
飛行機には前照灯はありませんが、新幹線も自動車も(ライトが)丸目で
穏やかな人相でした。あまり尖ってないんです。
そういえば、初代ウルトラマンも新幹線似でしたね。

時代の顔、時代のデザイン、性能はさておき今はどうなんでしょうか?
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by red-globe | 2008-02-20 10:46 | 制作

Now Boarding

搭乗手続き中です。
個展開催中、3月1日まで大阪信濃橋画廊にて

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会期当日、朝1時間前にようやく会場入りした作品
ギリギリが身に付いてきて、これは良くない傾向。
大きなトラブルなく、上手く収まりました。
ギャラリーで観るとアトリエとは全然違うよそ行きの作品
心地良い空間です。

6歳の私を乗せたこだわりのYS-11は
機首をやや上方に向けて飛行中。
私の作品の中でもおそらくもっとも彫刻的な今回の作品
ためらいなくストレートなもの作りが出来たので、何よりも楽しい。
子どものような自分に僕の子ども達はどんな反応を見せるのか?楽しみです。


ものの存在感を感じて欲しいです。
皆様のお越しもお待ち致しております。
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by red-globe | 2008-02-19 05:50 | 制作

離陸待ち

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せっぱ詰まって来ました、制作。
当初の予定では土曜の夕方搬入予定でしたが
予想外の、そう、何が予想外かと云いますと雪、天候ですよ
寒い冬で作業が押しています。なかなか体のエンジンが掛かりません。
それと、仕上げに彩色がありますがなかなか乾きません。

アトリエには屋根も壁もありますが、
イタチには出入り自由なくらい隙間だらけの倉庫で
どんな勢いでストーブに薪をくべても暖まるだけの断熱はなく
室内温度は平均5℃。
この季節はとにかく辛寒いです。

でもね、不思議と風邪はひきません。誰とも会わないからかな(笑)

この画像、3日くらい前の制作風景で
今日はもうちょっと進んでいます。

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by red-globe | 2008-02-16 01:16 | 制作

憧憬の空

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来週月曜日より個展を行います。
是非ご高覧頂きたく、ご案内致します。


テーマとしているのは6歳の自分の記憶、始めて飛んだ日のことです。
この飛行は故郷への離別であり、新しい場所への不安でもあり
また期待でもあるそんな初フライトでした。
時は1970年、搭乗機は今や伝説のYS-11を巡る想いです。

作品は2点、「1/10 Scale YS-11」「1/7 scale OY-6」
ひとつは名前の通り10分の1で作られたYS-11(飛行機ですよ)
そしてもう一つは7分の1で作られた自刻像です。
あれ?変ですよね?二つ並べるにしてはスケールが違います。
そう、自刻像のスケールは年齢です。
6歳の自分は今の年齢のほぼ1/7になりますが、身長は等身大の子どもサイズ。
こんな風に書くと少し混乱しますが
巨大な飛行機の木製模型と少年が並んでいる、、
そんな風にイメージして下さい。

いくつかの想い入れを封じ込めたこだわりの作品です。

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by red-globe | 2008-02-10 01:55 | 制作

飛行形

飛ぶことを考えた形
制作中のかつおぶしにシッポをつけると、ほら。
これで何を作っているかバレてしまった。

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作品のテーマはずっとみえない太いもので繋がっている。
見えないから本当は細いかもしれないが、だとすればとても強い。
それは自分の中で生まれる。
そのままでは生まれたとは云えない、思いついた、考えた、感じたにすぎなくて
それを産み出して始めて、それは息をして空気をはらみ成長する。
成長するのはそれではなく、自分である。
だからとても愛おしい。

昨年6月の作品展にその予兆があった。
前回より今回のほうが、でかい、よ。
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by red-globe | 2008-02-01 01:57 | 制作