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カテゴリ:心境( 116 )

バカは没頭している人である

関西でいうところのバカは褒め言葉である。

バカは没頭している人である。

私はサッカーのことはあまりよく知らないが
サポーターは一種のバカだと言える。

その狂信的なファンが敬愛してやまない選手に三浦知良がいる。
キング・カズ、その人もサッカーを愛してやまない日本の最年長プロサッカー選手
歳の問題はさておき、続けていることはやはり凄いことだ。
先日ニュースで、彼を東京ヴェルディ(元ヴェルディ川崎)に移籍させたい
もう一度ヴェルディでプレーしている彼を観たいという話を報じていた。
1992年、Jリーグ開幕の黄金期を築いた彼のプレーを
かつてと同じ色のユニフォームでもう一度観たいと思う心境は
ファンならずともよく解る。
そこに自己投影できる世代、40代なら尚更である。
カズにいつまでも現役でいて欲しいと思うし、
自らもそうでありたいと思う。
それが、キング・カズたる所以だろう。

もう一人、世代は異なるが中田英寿という選手がいた。
彼は絶頂期、ピークと思われる時に現役引退をした。
彼もまたサッカーを愛しているのはその後の活動をみてもよく解る。
自らの海外経験を生かし、活動の軸足をサッカーから社会活動に移して
新たな人生を踏み出したことは尊敬に値する。
おそらく中田もプロサッカー選手としてまだまだやれるだろうに
ファンは彼の強い意志を察してか、現役復帰を望む声はあまり聞かない。

二人を比べ例えるのには無理があることは承知の上で
今自分の仕事をいつまで続けるのか?
続けるべきか?続けられるのか?と自問してみる。
できることなら続けたい、一生掛けてでもやり遂げたい。

私は一生バカでいたい。あいつは本当にバカだと云われたい。
没頭していたいのである。
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by red-globe | 2013-06-22 17:48 | 心境

入り用

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思うところがあって、久しぶりに書いてみる。

入り用があって、増えているギターの一つを手放そうかとアトリエから引き上げてきた。
一番弾かなさそうなものを。

楽器はただ並べて飾るコレクションではなく、弾くものである。
ただ数が多くなると、あまり弾く機会がないものが増える。
数が多い、それは大抵3以上かも知れないと思う程
普段使いは2〜3に限られてくる。
それ以外のものは、普段用をなさない可哀想なものになってしまう。

引き上げてきたものを久しぶりに、2年ぶりくらいかもしれない
そっとつま弾いてみると、これがいい感じなので困る。
エレキギターだがフルアコと称されるタイプは
ボディが共鳴してアンプを介さないでもその善し悪しがわかる。
楽器としては作りも良くとてもいい状態に保たれている。

楽器には、中古、ビンテージと言われる市場があり
経年変化を良しとするエイジングという考え方がある。
作られた時からすでに生き残りが始まっていて
同じ材で作られていても同じ条件で保管されていても、
年が経つにつれ変化は異なる。
音も枯れてきてよくなると言われている。

この辺りが木製品の特徴でもあり、魅力でもある。
木は製材されてからも、製品化されてからも年々変化していくからである。

このギターには非がない、一度手放すと二度と取り戻せることはないだろう。
そう思うと、何が入り用なのかよくわからなくなって
結局別の方法を考えることにした。
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by red-globe | 2013-06-17 12:49 | 心境

あの蕎麦はどうなったのか?

枯木又で育てているあの蕎麦畑はどうなったのか?報告しておきたい。
順調に生育した蕎麦は先週刈り頃となってご覧の通り、
茶色く姿を変えいよいよ収穫を迎えた。

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所詮、百姓の真似事をさせて頂いてる身、どう刈るか、その後どう干すか、その後は?
情けないほど解っていないので、地元集落の方に丁寧にご指導頂く。
鎌は引くだけでなく、同時に握った茎を押すように、そうすると上手く刈れる。
その後ではざに掛けて干すために藁で束ねる。
作業は難しいかと問われれば、さほどでもないし
やればやるほど上手くなっていく。
実感としては、やっかいな作業というのだろうか
腰をかがめて延々刈り取っていくのは、人手がなければとても辛い仕事である。

穂先のわずかばかりの種子を丹念にかき集めていくのは
気が遠くなるような作業で、収量が上がらなければ苦労は報われない。
買えば粉でキロ幾らとか、簡単に考えてしまえるものを
どこかで、これしきのためにここまでやるのか?なんて雑念が頭の中を過ぎる。

プロの眼からみれば、生育は今ひとつでこの3倍は収穫したいとのこと
肥料、天候に左右されるということは、苦労も報われないことがあって当然の世界。
厳しい。
しかし、ノウハウがあり、人智があり、随所に工夫が感じられる
自然相手に生きた心地のする、生身の仕事だと感じた。

さて、どれ程になるのかな?

そういえば、
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by red-globe | 2011-11-09 19:52 | 心境

国際交流

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息子の中学でタイとの交流会があった。
タイから一人の中学生が2日間ホームステイした。

中学生である。タイ人、日本人が拙い英語で交流する。
しかも短い2日間
それは会話のうえでは困難を極めることで、意思の疎通はままならない。
ただ唯一気にかけることは
食事を食べてくれるかどうか?である。

何が食べたいか?何が好きか?
少ない知識のなかで思い起こされる、私達が知るタイ料理は
日本食とは程遠い味覚である。
若い彼には、箸を使うことも苦痛だったに違いない。
そんななかでのキーワードは、米だった。
米は良く食べてくれた。
彼は米食が好きで、それはアジアの繋がりを意識させるものだった。

シャイな少年は、はにかみながら明日帰国する。
遠くて近い家族、ファミリー、またいつでもおいで。

しかし、うちの息子も大きくなったもんだ。
外見も中身も、やや成長。
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by red-globe | 2011-10-19 22:34 | 心境

先週末の枯木又は

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この広がる白い花畑は何の花かご存じ?
蕎麦です、美しい。

蕎麦は8月下旬に蒔いて、11月初旬に収穫するということ
乾燥地の方がいいこと、むしろ水にはめっぽう弱い植物であること
こと、種まきに雨は禁物であり、蒔いた後に水はまかないこと
食べることが好きでも、今まで実際何も知らなかったことを学んだ。
学ぶと言うことは、教わることではない。
知るというのは、見聞きすることではない。
経験
といっても、まだ1回目、まだ何も解っていない。

収穫が楽しみなのと同時に
この台風の影響が気がかりでならない。

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by red-globe | 2011-09-21 22:38 | 心境

保育園、最後の運動会

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子どもの運動会は定例行事だが、ついに最後の保育園運動会があった。
子どもが3人いてまだまだ教育期、それぞれ運動会があるが
ついに一番下の子が来春保育園を卒園する。

運動会のなかでも、この小さなグランドの、小さなトラックを駆ける
小さな頑張り屋さんの光景に足を運ぶことがなくなってしまうのは
なんだか寂しい。
速いとか、強いとか、上手いとか、正しいとか
そういう価値観を超えた懸命さに出会えるのがここだったから
やっぱりなんだか寂しい。

写真撮るのも、ビデオ撮るのもようやく上手になったきたのに
被写体の成長は早いなあ。

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by red-globe | 2011-09-12 22:18 | 心境

出町柳周辺

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台風が行って翌日も雨が残っていたが、今日は晴れた。
すっかり秋のようになって空が高い。
今日みたいな日、出掛けるのには自転車が最高である。
ゆっくり走ると記憶が辿る。

出町柳周辺、河原町今出川は18の頃よくたむろしていたところ
本屋があって、貸しと中古のレコード屋があって、美味しい珈琲屋がある。
画材屋もあった。それだけで充分事足りる学生街だった。
その多くは今はもうない。
懐古するには部品が欠けてしまい、修理出来なくなったゼンマイ時計のようで
針を戻すのは容易ではない。
ただ、空の高さというのは不思議とタイム・スリップさせてくれる。

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数少なくなった「かつて」の一つがこんな所に
これはあの頃と同じである。
この店の伝票の裏は紙幣のようなデザインが印刷されている。
肖像はセロニアス・モンク、ジャズ・ピアニスト
上にZACBARANの文字が入っているが、そこは姉妹店のジャズ・居酒屋
まだあるのかな?それこそ20年くらい行ってないぞ。

懐古、懐古。
温故知新、
それは違うか?

コーヒーカップに SINCE 1977 と書いてあるけど
同じデザインで30年以上やるって、これ相当肝いりやと思う。
当時と印刷技術だって、人だって、流行りだってまるで違うんやし
変わらないこと、変えないことって凄いと思う。

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by red-globe | 2011-09-06 23:26 | 心境

自然治癒力と野性

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週末、海に行ってきた。
色々あった2ヶ月をキャンプで締めくくる。

自然治癒力とは、生まれながらに持っている病や傷を治す力
免疫システムのことだと言うが、
波打ち際に裸足で立ち、風に吹かれ、音を聞き、寄せては返す波に足元を洗われていると
自然に癒されていく。
言葉の意味は違うが、自然に晒すことで内側からみなぎってくるものは多い。

エアコンや扇風機の機械仕掛けの風よりも
外で受ける風の方が、断然気持ちよく感じるのはなぜだろう?
潮気まじりの風が肌をなでるのが、心地いいのはなぜだろう?
フィルターを介さない空気の方が、おいしいのはなぜだろう?

前々から、人は人に助けられ、守られているのと同時に
酷く憎み合い、傷つけあうことも多いのでは?と感じている。
ストレスと云われる殆どのことは、対人関係から生まれる。
そういう時に野性を呼び覚ますと、ずいぶん救われた気持ちになるし
確かに楽になる。
人は自然に向き合って生きるべきかもしれない。
そう思うと、日々の軋轢が実にくだらなくたわいのないことのようだ。
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by red-globe | 2011-07-23 19:06 | 心境

再会25年ぶり

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色々あった一ヶ月、画像はダイジェストで。

少し前の事になるが、お世話になった先生の個展にお邪魔したとき
思いがけず昔の、もう25年前のことだと云われたが
知人に出会った。

今は祖国オーストラリアに帰られていて、
この数日京都に再来されているのだという。
失礼ながら、その方のことを私の方から気づくことは出来なかった。
遠巻きに話をされて、「たぶん、会ったことがある」と云われても
なかなかピンとこなかったのだが、記憶はあぶり出しのように
じわじわと解像されていく。

彫刻の学生だった私の授業には、人体塑像という課題があって、
彼女はその時のモデルさんだった。
そういえば、5号館の階段に腰掛けてお弁当を食べてったっけ
ご飯にアルファルファもやし(今でもあるのかな)がのった、変わったお弁当
そしてジャコパストリアスの話をしたっけ
カタカナで書くのとネイティブの発音はまるで別物で
有名なベーシストが日本人意識のジャコパスと一致するのに相当苦労したなあ
当然話の本題はすこんと抜け落ちてしまい、思い出すことはない。

裸になってくれたら、すぐに思い出せたのに
いや、本当に。
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by red-globe | 2011-06-24 00:12 | 心境

死に様

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生き様があるように、死に様もある。
雨のアスファルトに横たわる死に絶えたとんぼは
生まれる時期を間違えたのか、此処で最後と覚悟したのか
羽根のしずくだけがキラキラとナマの光彩を放つ。

ひょんなことから時間が出来た。
半年以上行けていなかったアトリエで制作をしている。

普段見過ごしていた動かないものに眼がいったり、
忘れかけていた感覚を取り戻したり、
これまでの反省をしたり、思いをはせたり
与えられたこの時間の代償は高くつきそうだが
あまりにも充実していて昼ご飯を食べ損なう程。

パソコンに向かう時間もあまりない。
生き方転換中、自分見つめ直し中。
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by red-globe | 2011-05-28 23:14 | 心境