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カテゴリ:心境( 116 )

気がつくと

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明日からゴールデン・ウィークが始まる。
色々出掛ける予定を立ててはいるが、いつものような、
一年で一番いい気候の一週間が始まりそうな気がしない。
なんだかまだ寒い。

永い眼で見ると気象は異常とはいえないらしい。
毎年凸凹があるもので、その許容範囲は広いということなのだろう。
たしかに桜は咲いたし、山ツツジも綺麗、タンポポも見た。
ということは、春は来たし過ぎていったということだ。
そして、今年の夏はどれ程暑いのか?それとも冷夏なのかは
誰にも予想できない。

予想できないといえば、ニュースからはやや遠ざかりつつある
原発も未だ予断を許さない、何にも解決していない
なんとなく慣れっこになってきた地震情報も
震源宮城県沖で震度4などまだ毎日観測されている。
しかも、もはや余震ではなく誘発性地震だというから
今、全く別のところが大きく揺れてもおかしくはない。
地震は予期せぬ出来事
未来は簡単に見通せない。
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by red-globe | 2011-04-28 23:19 | 心境

酔いたい心境だったのか?

春から不本意ながらつまらないことで心がささくれてしまった。

そんなこんなで、酔いたい気分。発散したい
酔うというのは酒の話ではなく、音に、である。

磔磔にいった。思い起こすと20数年ぶりだった。
磔磔(たくたく)というのは、京都の老舗ライヴハウスである。
最後に観たのは確か憂歌団ではないか?そう思うと歴史的である。
あの頃と、いや、全盛期と風格も品位もしっかり伝承しているような
これは歴史遺産ではないか?と思えるところである。
そこで、今回は栗コーダカルテットを観た。
リコーダーを中心としたカルテット(四重奏)である。
NHK教育のピタゴラ・スイッチの曲やら、CMでも幅広く
ゆるい楽曲を奏でる、だがしかし、実力派のバンドである。

それが、凄く良かった。大人が楽しめる音楽である。
スタンディングではなく着席、ビール片手で笑いあり涙なし
聞くところだと結成17年だから、音も、人も完熟していて
心から楽しませる、酔える技量を感じさせた。
しかもボーダレスでお勧めできる
こういう音楽、音を奏でる人達が日本にいることを誇りに思った。

最近大人の独り遊びが楽しい。
日頃のウサ晴らしというとポジティブではないが、
人と接することが仕事だと(本当は自分に向き合うことが仕事だったんだけど)
独りの時間がどうしても、どうしても、どうしても
必要になってきている。
これが、充電中なのか放電中なのかは
よく解らないんだけども。

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by red-globe | 2011-04-27 23:28 | 心境

桜まだか。

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3月は寒い日が多く、何度か雪も降った。
例年だともう咲いてもいい時期だが、うちの辺りはまだ、もう少し、という感じ。

我が家は小さい息子から始まって、娘、嫁と続いてインフルエンザである。
私も昨日くらいから調子がでないので、来たか!と思い診療所に行く。
家族と同じ医者にかかり、検査をしてもらうと、A型だとか。
他は全部B型だったので、「別のところから移りましたね、またかかる可能性もあります。」
なんで、私だけ?と思いつつ。

ところで、選挙が近いので街頭演説が華やかだ。
地元出身の候補者が辻で手を振っていた。
ふと、その横にあった、いかにも手作りのボードに眼がとまる。
真ん中に線があり二択になっていて、赤い●を貼っていく、TV などでもよく見るあれである。
その問いは?
□あなたは原子力による発電をどう思いますか?
で、答えは
□この際止めるべきだと思う   □やっぱり必要だと思う
この下に赤丸が20個ほど並んでいた。

結果を見て愕然とした。
今、この時期に、必要だという方が多いのである!割合は4:6くらい。
常々自分は少数派だと思ってきたが、
この結果が本当に世論だとすれば、いつまで騙されているんだろう?
とか、思う。

車を走らせながら、では?あの候補者はどう思っているんだろう?
聞いてくればよかったなあ、、いや、あんなの見せつける位だから間違いない、推進派だ
嫌なやつだなあ、絶対入れないぞ、騙されないぞ
と思いながら、それを争点に使った選挙って、政治家って嫌だよな
ほんと、独り言のように何度も何度も、頭を過ぎる。
云いたいのなら自ら、叫べ。
私は推進しますと、ずっとそうしてきましたと。
いかにも世論代表みたいにあんなの置いて取り繕う、
臆して語らない、あのやり方は、汚いよ。
嫌だ。

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by red-globe | 2011-04-05 19:59 | 心境

あれから  Love me tender

あれから、
卒業式があって晴れて門出を迎えた諸君、おめでとう。
そのときにも話したけれど、もう一言つけ加えておきたい。
今、学んで欲しいこと。

若い世代はきっと今まで、原子力発電所のことを良く知らされずに育ってきたのではないか?
近年の教育では、CO2削減がもっぱらの課題で、CO2削減が環境問題の代名詞であり
その図式のなかでは、温暖化防止への有効策として、電気と安全な原子力発電は優等生だと
そう知らされてきたから、仕方ないことかもしれない。
そして、それは世界の流れでもある。

原子力のこと、放射能のこと
本当のことを知って欲しい。有事の今、しっかり学んで欲しい。
何が危険なのかを知って欲しい。
友達と話して欲しい。

よく考えよう、よく学ぼう、
今何が起こっているのか毎日見据えて欲しい。
変わらなきゃいけない。



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by red-globe | 2011-03-25 15:06 | 心境

がんばろう!

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できることは祈ること、願うこと、その願いが届くこと。
がんばろう!今、私達が日本を支えるために

西日本は幸い震災の影響はない。
日本はくの字に折れていて、間にフォッサマグナがある。東とは別地盤だというのを実感する。
そして、原発の安全神話が崩れたことを、深く悔やみ、考えを新たにする局面を迎えた。

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by red-globe | 2011-03-15 11:24 | 心境

制作展、京芸の

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京芸の制作展を観てきた。
京都には芸術系大学がいくつかあるが、それぞれの大学によって特徴がある。
同じ世代の学生なのに、同じ世代の若者なのに、教員だって、教育方針だって
あまり大差はないと思うのに、ずっと以前から傾向が違う。
その特徴を一言で云うのは、とても難しいのだが、、

京芸には、マンガ色がない。全くではないにしてもほぼ感じられない。
そういえば、彫刻には塑像もなかったような。

入り口のところで、学生時代からの友人に出会った。
京芸で教員をしている、ひさしぶりに会った。
で、何をしているのかと思えば、署名集め。
京芸の公立大学法人化を行わず、京都市の責任で発展させてください、、との主旨。
噂には聞いていたが、教員が署名活動をするとは
何処の大学も厳しい。

京都を元気にするには、大学は不可欠
そして、これはひとつの大学だけの問題ではなく
どこか共通の問題だと思うのだが、いかがなものだろう。
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by red-globe | 2011-02-10 18:03 | 心境

ひとつの答え 答えのひとつ

気がつくと随分更新していなかった。まだ正月の記事だった。

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この時期、大学の仕事は確かに忙しい。
学生にとってはどの学年も最後の制作があり、作品展がある。
アドバイスして、手を貸してやり、そして評価する。
何かが生まれ、完成して展示されるのを手伝うのは楽しい。

ただ評価する側にいるということが、未だにまだ慣れず違和感を感じる。
懸命に作り出された誰かの心の片鱗みたいなものの
何をどんな基準で評価すればいいのだろう?

どれだけ出席したか、どれほど巧みになったかが評価なら簡単だ。
自分なりに感じた感想ならなんとか述べられる。
そもそも、アートって何なんだ?って
これまで自分に何度問いかけただろう?
明確な答えを見つけ出せたのだろうか?私は。

釈然としないまま繰り返しているうちにここに来て、誰かを評価する。
いつの間にそんなに偉くなったんだろう?
とか考える。

美術にも歴史がある、人類の歩みと同じくらい太古からずっと
今日まで続いていることに意味がないとは思わない。
価値観も普遍だとは思わない、一時の評価なんて簡単に覆る。
だから、難しい。

大学での作品の評価は、大抵それぞれの作品と作者を取り囲み合評がありそこで行われる。
作者が制作意図を述べて、質疑応答が繰り広げられる。
彩られ、かたち作られている完成した作品
その美しさや出来映えを評価するのだと思うと少し違う。上手下手を競っているのではない。
明快なコンセプト、巧みなプレゼン、それだけでもない。
本来言葉にならないことを作り描くわけだから、喋れることなどあまりないはずだ。
自分でする説明なんて陳腐なものだし、意図通りに出来たものは想像を超えてはこない。
上手く言葉に出来ないものも当然いるわけだ。

それで、最近ちょっとした出口をみつけた。
答えと言えないほどの些細なことなのだが
作品を創り、表現するということは大げさな行為ではなく
なにか熱を伝えるようなことなのかも、ということを。
何かに打ち込むと熱を帯びてくる。
その熱は熱いのか、暖かいのか、冷たいのか、心地いいのか
それはその作品次第、作者次第
評価すべきことは、その熱をどれだけ伝えようとしているかだ。
それは見えないものだけれど、かならず伝わってくることだ。
そう思う。

なんかもう少しうまい言い方があるような気がするので
まだ、誰にも言っていないけれど。。。
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by red-globe | 2011-01-27 17:55 | 心境

Last 信濃橋

明日で最後になる信濃橋画廊、閉廊される。
信濃橋画廊最後の展覧会の告知をする。

「一日だけの展覧会 ハガキ」
文字通り、明日一日だけ行われる展覧会は
画廊の住所録に載っている作家全員に送られた
往復ハガキの返信が飾られる。

数えてみると13回だろうか?おおよそ年1回のペースで
個展を行って来たので、かれこれ13年以上のお付き合いになる。
この展覧会の案内状もわずかばかり頂いたが、
最後となると何処にも、誰にも送れずにきてしまった。

いやおなしに感傷的になる。
作品が通らなかったこともあったあの階段も
明日が下り納め。

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古い葉書を模した懐古調な案内状が、いかにもラストらしく見える
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by red-globe | 2010-12-26 18:30 | 心境

メリークリスマス!

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クリスマスといえば、家族行事
子ども達のはしゃぎようといったらない。
プレゼントもさることながら、まあるいケーキの何処が欲しいかで
もめる(笑)
サンタがいいとか、家が欲しいとか、、

今年は兄貴が自主的にあみだくじを作って
納得解決した。

なんでもくじで簡単に決められるといいのだけど、
最近の大学議事はコンセンサスと言うのを求められて
一歩も前進しないことが多いのです。

前回の答えは、北大路 でした。
酔った勢いって歩くには丁度いいみたい。
お気に入りのパン屋の少し日本離れしたディスプレーも見られたし。
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by red-globe | 2010-12-25 19:00 | 心境

瀬戸内行き、2回目 その3

色々考えてしまうと、アートはつくづく難解である。
難しく考えすぎても駄目だし、安易に求めても駄目
判断は観る側の直感に委ねられているようで、この世界で活動していると
表現の自由も不自由に感じられる。

なんでも有りなぶん、何の約束事もない。
ものを作っているとすれば、これは駄目だろうという範囲、
ストライクゾーンみたいなものが出来てくる。
それが野球で云うストライクゾーンなら、審判が後ろから
ボールかどうか判断してくれるのだが、
アートの審判は観客や評論家で前から後ろから
いろんな判定を下してくれるからやっかいだし
まして、ストライクより高めのボールの方がいいんじゃない?なんていう者もいて
下手すると真ん中に立っている自分は
どの玉狙って振ればいいのかと、ぶんぶんやってしまい
空振り三振どころか、空回りしてひっくり返る。

ならば、この際、打たない。自分から振り回さない。
受けて立つ
キャッチボールするのだ。
ただし、守ってはいけない、攻めなきゃ面白くないから
バットで受けるわけだ。
それで打率三割五分をめざせば、そこそこ通用するのかもしれない。

話しがそれてしまったが、、、
男木島で残念ながら会期半ばに焼失してしまった作品の前に立つ。

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by red-globe | 2010-10-25 23:56 | 心境