RED GLOBE

<   2007年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧

旧明倫小学校

f0107315_1046236.jpg


前回お話した京都芸術センターは旧明倫小学校で、
明治に町衆の思いで建てられた近代西洋建築である。
この時代の建築は実に魅力的にみえる。
何故だろう?
洋式でありながら何処か和風であり、その調和は洋服に下駄履きのような
滑稽さと互いを強調しあうような相乗効果がある。
ミスマッチとはまた少し違う。

f0107315_10525926.jpg


眺めていて思うのは、素材にも工法にも妥協がなく手がこんでいて
合理的ではない。真っ直ぐの方がコスト削減になる、、とか毛頭ない。
、、ように見える。

それに、小学校の小学生サイズにあわせた寸法取りは
ちょっとしたミニチュア感と懐かしさが漂う。

f0107315_1172823.jpg


ここに小学生の歓声が響いていた当時は
どんな生活だったんだろう。
[PR]
by red-globe | 2007-11-29 11:11 | 物件

京都芸術センター

朝から作品を観に行った。
京都芸術センターで本日最終だった「いろいき/西山 美なコ 展」

作品はどれも繊細で気の行きとどいた秀作ぞろいで
わずかな色加減をほどよく感じさせてくれる。
2つのギャラリースペースでの展示は、当然撮影不可として
廊下、階段等のオープンスペースはたぶんOK?かな?と、撮ってしまったが、、
(会場は戦前の優れた近代建築、元小学校です。)

どうなんだろう?帰り際にバッタリご本人と出会い歓談
撮ったよ、、とは云ったけれど、ブログの話、しそびれてしまったな


f0107315_063067.jpg


作品で守るべきは著作権で、作品画像で怠ってはいけないのが
本質をちゃんと伝えているか?だと思うのだが。


少し解説するならこちらの作品、廊下の壁に直接筆描きされているドローイング。
ぎっしりと描かれたキュートな文様は、筆触も鮮やかで勢いがあり
濃淡も心地よい。
落描き的にもとれて旧校舎のかつてのタブーを、アートが超えた瞬間のようであった。
ちなみにこちらは、明日から消されてしまう(消してしまう)運命にある。
そのもったいなさより、潔さがなにより芸術的である。
本当に観られて良かった。それにしてもこの窓も粋だよね。

f0107315_0355155.jpg


向かい側にあった小部屋は喫煙室となっていて
そちらは黄ばんだ壁に別の色で描かれている。
嫌煙者にとっては苦しい観覧となるが(笑)
次回の(時期不明)ペンキ塗り替えまではこのまま残すという。

メインのギャラリー展示作品は
切り抜かれた板がレリーフ状に壁から浮くように展示されている。
その裏側に塗られたピンク色が白い壁面に反射して
淡いレフ効果のグラデーションとなり、柔らかないろいきを生み出す独自の空気感で
なんとも筆舌しがたい。とにかく極楽だった。

会場に対するアプローチも絶妙で納得いく作品だった。
うーん、かっこいいな。
良い作品に出会うと、一日得した気分になる。
[PR]
by red-globe | 2007-11-28 00:58 | 作品

ここ数日、冷える。一気に冬がきた。北海道や青森では雪が降ったらしい。
やっぱり降るのかな?今年も、雪。
そうなると気がかりなのは、タイヤ。

暖冬と云われ、温暖化と云われ、最近減ったよねと云われ
それでも乱心したかのようにどかんと変動するのが、最近の気象事情。
アトリエは京都市北部の降雪地帯。これまで冬タイヤ無しでクリアできた年はない。
それでも本当に必要なのは年に3〜4日。
今期は車が変わった=これまでのホイールが合わない=出費増し
いたい。どの選択肢で行くか?さて、悩む。

f0107315_2132437.jpg


アメンボを狙って撮ったつもりが、見あたらない。
いるようで、いない。(笑)

[PR]
by red-globe | 2007-11-23 02:14 | 情景

ウク!リベンジ

密かに進行しています、リベンジです。
前作では音が気に入りませんでした。始めてでしたからね、仕方ないでしょう。
ウクレレは楽器ですから見た目より音なのです。
前作の不音の原因、じっくり考えて再挑戦です。
とはいうものの、、

f0107315_22245759.jpg


綺麗でしょ、今回の表面板はスプルースです。
ギターではおなじみの材ですが、ウクレレには不向きだとか(笑)
ほら、またそんな冒険するから(笑)音、大丈夫でしょうか?
、、、そんなことより
サウンド・ホール回りに(ロゼッタ)インレイを入れました!
メキシコ貝です。美しい!

f0107315_2235910.jpg


音も大事。でもまずは美しくなければ作る意味がないですよね。
とか強がりつつ不安もあり、、、うーん楽しみ。
[PR]
by red-globe | 2007-11-17 22:43 | 制作

保育参観

幼稚園の保育参観、体験に行ってきた。
少し遅れて行ったので、ゲスト先生のお名前を確かめ損なったが
親子共同作業で楽しんだのがこちら。

f0107315_0301279.jpg


10×20×100mmくらいの積み木
同じ大きさ1種類だけで組み上げる「ナイアガラ」
(木種は松材(って分かってしまう自分に感心))
これのキモは一カ所でも崩れ出すとドミノ倒しのように一気に崩れ去り
止めることも出来ず、ただ悲鳴と共に呆然と見送るのみ。


f0107315_036056.jpg
こういうのに
ハマってしまうのは
実はおとなの方で
これくらいで、、という
限度もなく
際限なく積み上げて、、
結局眺めるまもなく
台無しにしてしまう(笑)

こういうのって
文明そのものだ。
欲望の積み上げで
あっけなく
崩れ去るバビロン

堕ち出すともう
止められない


f0107315_039872.jpg
崩れる様が
美しく圧倒的
だったので
どうしても
撮りたかったのに
二度やって、
どちらも夢中すぎて
チャンスを逸した。。

ダメだなあ、
おとなって

全然ダメ(笑)

みて
ただの瓦礫のようで
なにやってんだか
わからない。
[PR]
by red-globe | 2007-11-14 00:53 | 心境

マクロミクロ

デジカメのマクロ撮影は面白い。
マクロでミクロ。で、小さいのはどっち?
カエルの目線に降りてみる。

f0107315_1401697.jpg


さておき。さらに。
デジカメの水の描写は面白い。なぜか水を捉えるのがうまい。
光の捉え方が違うのか、銀板よりクールに見える。
音もデジタルの方がクールだ。

f0107315_1432630.jpg

森に、シリーズは今回ここまでです。
[PR]
by red-globe | 2007-11-10 01:44 | 情景

その森に

どうしてそんなにこだわっているのか?というと
本当に久しぶりに「撮ること」を思い出したからである。

f0107315_02741100.jpg


20代の頃、一時期写真にはまったことがある。
大学で写真のクラスを専攻したこともなく、写真部であったこともなく
小洒落たカメラを持ったこともないのだが、
ひょんなことでモノクロの現像、引き延ばし機等々
暗室機材一式を譲り受けることが出来た。

当時は今のようにデジタルで画像を撮る、、なんてことが全く想像出来ない頃で
トイレの電気スイッチをパチッと入れるような安易な気持ちで
カシャッとシャッターをきれる時代ではなかった。
それは「きる」ことが「斬る」ことに近いような、
挑むような心持ちで、拝むような気持ちで、息を止めて撮っていた。

携帯(電話)もメール(手紙)も待ち合わせも
大きな心のブレと戸惑いと焦りと戦いながら挑んできた、
その「撮ること」を思い出したからである。

進歩は時に大きな忘れ物をする。
便利さは不便な頃ほど感傷的ではない。

f0107315_0441041.jpg

[PR]
by red-globe | 2007-11-08 00:55 | 情景

森にある

f0107315_9521033.jpg

f0107315_9531029.jpg

ここは京都の北にある芦生の森と貴船を繋ぐ辺りの森で
山の北側に位置するため、見上げる木立より足元にこんもりと広がる
苔、羊歯の絨毯に惚れゝとする。
カメラをかまえても、しばらくはその湿った濃緑に満たされた画面に馴染めず
空気が青みがかっているのではないか?と困惑してしまう。
そして自分がずんゝちっぽけになりマクロ化されて陳腐な存在になってしまう。

死んだら土に還るというが、ここならそれも納得できるし
とても綺麗に同化されて、すぐにキノコが生えてくれそうだ。
[PR]
by red-globe | 2007-11-06 10:13 | 情景

森にいる

先日時間を見つけて森に入った。すっぽり包まれるような空間

f0107315_20263619.jpg


捜し物を見つけるというより、亡くしたものに会うような
神聖な気持ちになった。

f0107315_2029124.jpg

[PR]
by red-globe | 2007-11-04 20:29 | 情景