RED GLOBE

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少年の手

年内完成を目指していましたが、、

なにぶん自由業に位置する彫刻家業は、なかなか自由ではありません。
創り出すと寝食を忘れて没頭してしまいそうになるし、
一度距離を空けると同じところまでいくのに時間が掛かる。
いっそ家に持ち帰ってしまうか?と考えましたが
そうするとべたべたになってしまいそう。

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少年には手がつきます。
片腕を大きく挙げているところ。
体との取り合わせが何とも難しいです。
いや、楽しいのです。
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by red-globe | 2007-12-28 17:58 | 制作

水準

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クリスマス恒例のケーキ・フォト
昨年のも一昨年のも確か撮って記事にしたような…
こういうのを定点観測という。同じ時節や場所でその経過を追ってみる。
第三弾

こうやって見てみるとサイズもランクも代わり映えせず
それがむしろ平穏な証拠なのかもしれない、そんなクリスマス。
バックに年代物のワインとか、生ハムメロン添えだとか
ロースト・ビーフてんこ盛りとかが盛大に並んだときには
間違いなく大見得きっているわけで、
そんなときには沈没寸前のタイタニックだと思って頂いて間違いない。
でかくても、贅を極めていても、沈むときには沈む
さして大きな前触れもなく平静を装いつつ。

新聞広告なんかでどこかの大学が一面広告なんてことも珍しくない昨今、
眺めている方は
「そうとうやばいんだな、タレントまで呼んで、、」
かなり冷静に判断してたりするものだ。

ここには写っていないが、一番に取り皿とフォークを持って着席して
動向を見守っていた1歳9ヶ月の息子が、なんとも愛らしかった。

食いしん坊ばんざい(笑)
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by red-globe | 2007-12-26 03:29 | 心境

今作っているもの

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2月に個展がある。
今回の展示にはどうしても、ひとがいる。
人物像がいると思っていて、彫っている。
しかもおとなではなく子ども、
自分の息子ではなく、かつての、6歳の自分である。

それで彫り始めているのだけれど、
参考にしているのは息子だったり娘だったり。
娘は5歳だから、サイズや体型は参考になる。
今の自分自身はあまり参考に出来ない。

普通、当然のように参考にするのが当時の自分の写真だと思うのだが
あえてそれを避けている。あえてそうしない。
一度も見ていない。かけらも見ていない。
何故か?
写真ではない記憶を辿っている。自らの記憶を作品のテーマとしている。
記憶だけを頼りにしたいとき、写真には余計なものが多い。
イメージをイメージでなくすことが怖い。
記憶は鮮明であっても、すべて正確である必要はない。
そこが面白いところ。

でも、人物像である以上、気になってしまうことがあまりに多い。
はたして似てるのかな?自分に
そもそも、似せる必要があるのか?
似ていてもそれに気づくのは母親くらいのものだろうか?
そこも面白いところ。

自らの容姿の記憶など、、実は殆どない。
あの頃の自分を作る。
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by red-globe | 2007-12-22 22:30 | 制作

クリスマス会

娘の幼稚園のクリスマス会に行ってきた。
さすがに教会系の幼稚園だけあって、演目も当然本気の本物だった。
何かに縋りたいほど弱気になることがあっても、それが神になることは
まだ少し距離を感じてしまうが、無くてはならないものであると日々思う。

それは、社会がすさんで人が身勝手で自分本位で、
誰かの命までも軽率に容易く奪い傷つける、そんな事件が多すぎるから
その戒めと節度と、最低限必要な倫理のために
信じるものは神であり、隣人であり、人そのものであることを
願わずにはいられない。

神様、貴方のおちからでこの世界は救えますか?
人は一人では無力です。

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by red-globe | 2007-12-18 22:30 | 心境

師走

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年の瀬は何かと色々あります。
そして、この時期に個展の準備に入っています。
毎年2月に大阪で個展をしているので、そのプランと材料取りと
その前に大掃除と図面です。
最近の作品では、まずエスキースのドローイングと言うよりは
制作図面を描き進めることが多くなってきて
図面というとなんだかアートっぽく無いような感じもしますが、
なんていうのか彫刻ってヤツは立体ですので、フィーリングだけでは成り立たず
細かな「作戦」というか「魂胆」っていうか
押さえるべきところをぐっと詰めておかないと、うまく突き抜けていきません。

絵描きと方法論が違うんですね。
なんていうと絵を描いている人に怒られそうですが。

いや、自分でもこの方法論が結局近道なのが解っているのに、
もっと感情的に、衝動的に制作できたらいいのにな、、
と、反省=アートっぽくないという言い方になってしまいます。

そういうわけで、大好きなウクレレ作りもちょっとお休みがち。
ブログも停滞気味。
明日は冷え込むそうです。
皆さんお元気ですか?
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by red-globe | 2007-12-14 03:21 | 制作

変容

少しサボってしまいました、ここ。
理由は画像がないことです。これといった変化に乏しい毎日。
いや、実は我が家の向かいは激変しているのですが
なんだか悲しくて記事にはできません。

我が家の通りを挟んだ向かい側はかつて畑があって
その向こうに木が生えていて、川が流れているのどかな環境でした。
いつか来るべき変化、だったのですが先日ついに木が倒されました。
高さにして8mくらいはあった大きな木で、カラスの巣もありました。

区画整理事業は着々と進んでいて、畑は半年前に無くなり
ダンプが来て土の山ができたり、ブルが来て成らしたりしていました。
それでも、木が見えることがなごみでありました。
妻は「風を見るものが無くなった」と云っていましたが、
木が無くなると随分酷い風景になっていくように感じます。

その土地は自分のものではなく誰かのものです。
その木も同じこと。
我が家もかつては山の斜面だった傾斜地に位置していますから
以前から住んでいる地元の方からすると
同じことなのかもしれません。

例え道ができても家が建っても、そこに木を植えなさい。
そういう条例って出来ないものでしょうか?
ちなみにこの辺りは風致地区といって、
建築物には景観に配慮された外観ものにしなさい、という規制があります。
具体的には外壁の色、屋根は瓦屋根かそれに準ずるもの
(つまり四角張ったビル型ではない三角屋根)とかそういう条例です。

詳しく調べた訳ではないので、やや曖昧ですが、
すくなくとも道路には並木とか、歩道には植え込みとかが
当たり前になって欲しいものです。
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by red-globe | 2007-12-09 00:29 | 心境

こだわり

久々、ウクレレである。アトリエで大掃除の片手間に進めている。

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前回音がイマイチだった理由は、ほぼここにある。
表面板の裏側で、完成品をちょっと覗いても確認できないし
一度閉じてしまうと後からどうしようもない、肝心要の要所。

ご覧頂こう、本来、そうウクレレの母国であるハワイアンメイドでは
弦の掛かるブリッジの裏は長方形の板が裏貼りされているのみ、、が殆ど。
なのに、、である
またしても冒険してなんだか余計なブレーシングを足してしまった。(笑)
縦に入っている3本、クラシック・ギターなんかではよくある技。
こだわりだから、、そ、しかたない。勿論自信なんて(前回で)砕け散っているから
ただのイメージなんだが、きっと、いいに違いない!かも。。
不安。。

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はい、閉じました。もう泣いても笑ってもこれで行くしかありません。
今回は王道のスプール・クランプなる道具も自作して
道具作ったからにはまだまだ制作する意思表示でもあるわけで、
だからね、やるしかありません。
いいのが出来るまでは。ゴー!です。
音、命!
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by red-globe | 2007-12-03 01:02 | 制作