RED GLOBE

<   2008年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

プア

Excite エキサイト : 社会ニュース

蟹工船がワーキング・プアだとしても
現状のプアとは訳が違う気がしてならない。
共通しているのは貧困かもしれないが、お金の問題じゃなく精神論で、
思想が貧困だと質が悪いから、志は高くないと本当に愚かしい。

努力をひけらかすのは違うけれど、それが報われないのならば
プアなんて遙かに超えて、生きる意味さえにも自信をなくす。

それならいっそお金に頼らない純粋な生き様を
もう一度考えるのも手だよ。
最近、山村農村を目の当たりにして
そういう生き方も有りなんじゃないかって思う。

経済が傾いて、原油が高騰すると野菜も牛乳も何もかも
値上がりして困窮するのはどう見てもおかしい。
頼りにならないものに頼ってきたこの国の先々
この際リセットできれば、すぐにポチッとしたい。

どちらにしても先人の考えや教えを再確認して
学ぶ姿勢はとても大切で、こういうブームは悪くはないと思う。

f0107315_054017.jpg


画像は「嘆く息子」
ちょっと無理がある?(笑)
ニュー乳飲みたいーっ

[PR]
by red-globe | 2008-05-30 23:56 | 心境

栄村

越後妻有の隣村は長野県で、栄村がある。
翌日はそこに行った。
実は越後妻有は正確には地名ではなく、十日町と云うことになり
町村合併でいくつかの村が町になった。津南町周辺ということになる。

そこから県境を越えればすぐに長野県、栄村。
県境と言っても峠を越えるわけはなく、
車で20分くらい、あっという間だった。
実際の気候も似ていて(長野県は信越で山、でもここは北陸の豪雪地帯です。)
そういう意味では栄村の生活圏は津南町の方に向いていたようだ。
村の悩みも現状も同じ。

f0107315_23194993.jpg


この村からの眺め、ここからはさらに絶景が見渡せる。
千曲川が流れ、そこに集落がある、そして棚田。
右手の奥の方は野沢温泉だとか。奥深い。

地元に住み着いたM先生の案内でブナの森を訪ねた。
長靴がいります。。? 軽トラいっぱいの大量の長靴が用意されていた。
そこから先は、5月の中旬でまさかの世界がまっていた。

f0107315_23253453.jpg


f0107315_23262017.jpg


日本は本当に美しい。自然豊かである。
ここの残雪が夏の水源になる。

報告が遅れている間に、実は着々と、
でもないが、集まってはなんだかんだ話している。
このチャンスをどうするか?
いや待て、これはチャンスかどうか?
ブレーキとアクセルのせめぎ合いで
何をするか模索中である。精華、がんばれ!立体!

[PR]
by red-globe | 2008-05-26 23:39 | 情景

棚田

越後は米どころである。
田んぼには水を引き、張らなければならないから
当然平坦な土地の方が仕事も管理も楽で、合理的なはず

f0107315_2072420.jpg


越後妻有の景観は棚田である。圧倒的に美しい。
日本のそこかしこに同じような景観が残っているが
存続の危機に晒されている。
機械化が進んでもこの地形は非合理で作業はきつい。

先代の人々はなぜそこまでして山を切り開き田畑にしたのか?
その答えは、田畑がなければ尚更に貧しかったからである。
そして今、この光景を美しいと思いながら
きつい労働を逃れた生き方を選んでいる。
僕には農作業体験がなくリアリティはないのだが
生きる意味を深く考えずにはいられない。

求めている豊かさって一体なんだろうか?
[PR]
by red-globe | 2008-05-23 20:23 | 情景

500km

京都から500km北東に行く。
18時まで仕事をした後で、50数名の先発隊の待つところへ
始めて行くところへ、そしてもしかすると何か縁が出来そうなところへ
高速を突っ走って、闇を突っ切って6時間半。
景色は何も楽しめず着いたのは24時半だった。ここは何処だろう?

遠い。さすがに遠い。ひたむきに行くしかない。
行ったのは越後妻有
最近アート・トリエンナーレで盛り上がりを見せる地。

充分な睡眠も確保出来ないまま、翌朝外を見る。
そうかーこんなところかー。
確かに田舎、山村で豪雪地帯 風景がとても新鮮に映る。

f0107315_22545685.jpg


ここはまだ春浅い季節で三度の飯は山菜三昧の料理
大人の私の口にはご馳走だった。うまい。
ふきのとうのほろ苦い味覚は熊でなくても胃にしみる。

今回の目的はアート作品鑑賞ともう一つ
ここで何かプロジェクトが出来ないか?という打診に対する下見である。
5時起きでその提案先のひとつである廃校に向かう。
6軒程しかない集落の一番奥にそれはあった。

f0107315_2361761.jpg


数年前までは分校として存続していた小学校の
かつてどんな姿だったのか?
まるで昭和初期のような木造校舎が、
もう何十年も過去のようで時間がつかめない。
山村に取り残され封じこまれた記憶ようだった。
それはただ懐かしいだけでなく
もの悲しさも引きずる、体の内側に刺さった棘のようでもあって
シクシクとジンジンとなんか感じてしまった。

f0107315_23144777.jpg


一体どうすればいいんだ?
[PR]
by red-globe | 2008-05-20 23:22 | 物件

説明会

先週のおさらいから

金曜日大学説明会があった。
ブースはどこの大学でも代わり映えしない
入試作品を主体とした展示である。
昨今の入試事情は、大学は受験生を選ぶ側から選ばれる側に
回っていて、今回のような教職員対象の説明会でも
総動員で対応しなければならない。
はたしてどこまでこの大学の良さが伝わるか?
この方法がいいのかどうか?
特に精華大学の一般常識だけでは収まらない特徴(良さ)
をアピールすることはかなり難しい。

f0107315_19254033.jpg


会場のグランビア京都は京都の駅ビルにあって
ここからは烏丸通がまっすぐ御所まで見渡せる。
京都市内は東西南北に道がまっすぐ仕切られている
特徴ある町並み。碁盤の目と表される。

f0107315_1933328.jpg


この眺めは気持ちいいが、
この駅がこの街を二分してしまっているのもよくわかる。
ここから北を眺めるのと、南を眺めるのとでは
全く景色が違う。

そして、この後6時間半の旅に向かった。
それはまた明日報告します。
[PR]
by red-globe | 2008-05-19 19:34 | 業務

移植

本館前にあった木が、立て替えのため移植された。
立派なやまももの木。
季節になると甘酸っぱくて野性味のある美味しい実を
たわわにつけて、ちょっとしたシンボル・ツリーだった。

f0107315_146886.jpg


工事で邪魔になるから、動かせばいい、、は
人間の手前味噌な判断で、植物は自ら歩かないから
そこにいる理由がある。のではないか?
動けないのではなくて動かない
動かないから思慮深い生物
動物でも長寿の生物ほどゆっくりと動く。
いつの間にか速さが美徳となってきている歪んだ時代。

f0107315_14313257.jpg


やまももはこの移植には耐えられなかったのか
元気がない、とても残念。とても
[PR]
by red-globe | 2008-05-15 14:33 | 物件

超えられない壁

学内の工事で仮設壁がぐるりと一回りできた。
そこに落書きがある。落描きの方が正しいかもしれない。

実はこのニュースは新聞で知っていた。
小さなコラムでたわいもない記事だったが
学長のコメントとして
40周年の記念年でもあり、この壁に何かできないか?
などと考えているうちに先を越されてしまった、、
良いものがあれば残したい、、というような
ゆるい話だったように思う。

それで少し気になっていたのだが、
それはやはり大それた表側ではなく山側の裏びれたところから
始まっていて見そびれていた。

f0107315_21215483.jpg


期待していたか?と訊かれると然程でもない。
だが、落書きというのはどこか後ろめたい反社会的行為で
そこに世相や主張を垣間みれる場かもしれないし
それはネットの裏サイトなどへの書き込みや中傷とは
一線をふまえた外向きな衝動のようにも思える。

その発想の根底には、あの「ベルリンの壁」が
偉大な金字塔のごとく存在し
崩れ去ることが本当の自由であったように、
邪魔な存在に対する反抗をイメージして
そうであって欲しいと密かに思っていたのは確かである。

学長のコメントにもそんな含みがあったのではないだろうか。

f0107315_21422345.jpg


落描きがその範疇をこえて
通りすがりの者の目にとまる、立ち止まる、何度も見てしまう、、
残したい、そう思うとすればそれは立派にアートである。
自前のキャンバスやスケッチブックを捨てて挑めばいい。

でも、そこに行き着くには、簡単に超えられない壁がある。
外で他人様の壁にすれば立派な犯罪行為、迷惑行為である。

んーまだまだあまいんじゃない?
[PR]
by red-globe | 2008-05-13 22:07 | 物件

完成形

毎朝送りに行くとき通る路地の駐車場に
凛々しく止まっている車がある。
これは古い、でもゆきとどいていて大切にされているのが
よく解る。だから、そっと撮ってきた。

f0107315_128263.jpg


フォルクスワーゲン タイプ1である。
何処かで見たことがあるでしょ、きっと。
この車、なんと1938年〜2003年まで、ルックスはほぼこのままで
65年もの間生産されてきた世界記録保持の伝統車である。
堅実、剛健。
いつの時代にも古くも新しくもない、このデザインは本当に美しい。
考え方によっては、自動車は道具として
もうこの時点で完成してたのかもしれない。
金槌や鋸のかたちが、ちっとも変わらないのと同じように。

そしてオーナーに愛されていると思わせるのは、そう

f0107315_149970.jpg


番犬が常駐していること。
いい心配りである。
やるなあ。
[PR]
by red-globe | 2008-05-01 01:52 | 物件