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かつて通った道

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今週末は学園祭である。
だから今週はのっけから嵐の跡のように学内がごった返している。
跡ではなく前なのに。
以前からここはこれにやたらと情熱を注ぐ。芸術系は何でもこしらえる。
廃品、廃材、画材、段ボール…
模擬で仮設の領分を遙かに超えてしまうものも多くて可笑しい。
それぞれが触発し発熱するのだ、きっと。

そして、ここのこれはかつて通った道
20年前の私はかなり本気でこれに関わって来た。
それ故に思うところも多い。
自分が本気でやってきたことの結果はどうであれ
今同じことをやるなら、きっとかつての気持ちを超えないと
嘘のようになる。
たぶん考えすぎなのだろうけれど(笑)

先日4回生とちょっと突っ込んで話をしたときに
「なんかひいてること、ありますよね?」
と云われたが、そう、学生の姿に距離をあけて自分を重ねないと
とんでもない指揮官が部隊を束ねるようになって
どうしようもなくなってしまいそうだ。
そう、どうしても重なって見えてしまう過去がある。

ここの学生ならこれに本気で取り組む意義はあるよ。
こことか、これとか、、解りにくい話だけど(笑)
様子拝見。
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by red-globe | 2008-10-31 11:48 | 心境

季節外れの

土曜日、幼稚園のワクワク・デーがあった。
保護者が園のためにバザーやゲーム、食券を販売して楽しく過ごす。
子ども達は券を片手に小さなショッピングを満喫する。
景品が当たるゲームは、やっぱり人気だった。
小さなハートも何が当たるかどきどきしていたのだろうか?

始まるまで少し時間があったので加茂川へ
川の風景は流れがそうさせるのか、時間をさかのぼり
いくつもの記憶がよみがえる。
出雲路橋、北山に住んでいた頃にはよくここに来た。
当時仕事場も近くて4時から6時、授業の合間によくここで夕日を眺めた。
パンかじりながらモチーフ考えたりしてたっけ。

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辺りの住宅街を散策する。
季節外れの朝顔に立ち止まり、眺めながら息子と話をした。
生け垣、植栽、ガーデニング。
気の利いた演出が町の景観と記憶を作る。

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by red-globe | 2008-10-25 22:24 | 情景

枯木又模型

お久しぶりです。
更新を怠っておりました、なぜか。
細かいことでも3つ以上重なると余裕がなくなります。
そんな昨今でした。

制作開始しました。
今回は個展ではないので、多くの方にどんな作品を作るのか?
前もって説明しなければなりません。
プレゼンってやつです。

そこで、模型を作っています。
自治体に図面を探してもらいましたがありません。
図面を起こし、枯木又分校模型制作中

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木造校舎、こぢんまりしていて素敵です。
建てられたのは昭和39年だそう、同い年。
何か縁を感じてしまう、だからいい加減に出来ない
そんな枯木又プロジェクトです。
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by red-globe | 2008-10-22 11:34 | 制作

砧公園ー世田谷美術館

東京2日目は世田谷美術館「ダニ・カラヴァン展」へ
知名度は低いかもしれないが世界的な環境彫刻の第一人者
環境彫刻って?なに?
そう、簡単にいうならコンセプトを持った庭園作品。
その中には建物、彫刻、モニュメント、そして景観
丘があったり河があったり。
日本にも彼の仕事がいくつかある。

展覧会はとても見やすく構成されており、彼の仕事のすべてが
魅力のすべてが、網羅されていた。

画像は朝霧の砧公園、、と言いたいところだが
清掃中で立ち上る砂埃

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一緒に行ったU氏は、太陽光線は真っ直ぐだって習ったのに
なんで? しばらく腕組んで考えていた。
確かに広がっているけど、上手い答えが無かった。
これ、尺度の問題かな、それぞれの光はほぼ真っ直ぐに
見えなくもない。

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by red-globe | 2008-10-12 23:06 | 情景

旧赤坂小学校

Akasaka Art Frower 08 に行ってみようと思った
最大のポイントである旧赤坂小学校。
廃校再生である。

来年開催の越後妻有アートトリエンナーレ2009で
我々が現在構想中の旧枯木又分校を使った「枯木又プロジェクト」
こちらも廃校再生で、環境は違うが似たようなプロジェクトは
一見しておく必要がある。

入り口を入って始めにあったのは壁画
泥で描かれているのだという。泥絵だ。
土は茶色と思われがちだが、一色ではない。
東京に行くといつも感じるのが地面の色が濃いこと。
関東ローム層は焦げ茶色、関西はどちらかと言えば黄土色だから
公園などを歩くと景色が違って見える。
植生もかなり異なるので遠くに来たなあ、なんて思う。

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作者は淺井裕介
泥絵は水で洗い流せるから撤去も楽なのではないだろうか。
土地の色も出せるし、こういう試みは興味深い。


体育館に行くと、布団で出来た富士山があった。
そして、壁ー床ー天井と広がるプラレール

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布団山は小沢剛、プラレールはパラモデル

子どもが学び遊んだ空間に、子どもも喜ぶような作品は
場に合っていて共感出来る。
特別ではない素材を選ぶことで、特別ではないアートを表現することは
最近のスタイルなんだろう。
普段着の素材構成は、ライトでチープなおかしみをかもちだしていた。
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by red-globe | 2008-10-11 15:56 | 作品

氷川神社のオノ・ヨーコ

Akasaka Art Flower 08 は、信じられないくらい
知名度の低い展覧会だった。主催はTBS
先に回ったギャラリーのすべてで訊ねたが、誰も何の噂も知らなかった。
いろいろありますから、、と弁解していたが
アート関係者でその程度だから、会場は何処もかしこも人気がなく
回るには良かったけれど、探すのに随分と苦労した。

赤坂は都会の一等地でありながら、こんなこんもりした神社もある。
これは東京の魅力の一つ、新旧の混在である。
オノ・ヨーコの展示がある氷川神社
強大なイチョウの周りに並べられた木々に
願い事が書かれた短冊が掛かる。
オノ・ヨーコの作品はコンセプチュアルだから
意図する狙いはわかるのだが
場所が神社だけに当たり前のような感じで、、正直微妙だった。

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だけどこの大銀杏に導いてくれたことには感謝
巨木は本当に神聖で気をビンビンと発していた。

それと、これ
カテゴリーは物件。
あいたた、支えているのか大きなお世話か
一体化している。
偶然の産物はいつも不思議な造形美となる。

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by red-globe | 2008-10-09 01:21 | 作品

赤坂一ツ木通りの木でない木?

東京一日目に銀座でN氏と落ち合い赤坂へ。
赤坂周辺で Akasaka Art Flower 08
という展覧会があるというので行ってきた。

お目当ては旧赤坂小学校、廃校を使ったプロジェクトがあるというので
廃校つながりで観ておこう、、というもの。
久しぶりの上京で赤坂は縁もなく来た覚えがない。
これは作品ではないのだが、一ツ木通りにはへんてこな街灯が
にょきにょき立っていて異様である。

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彫刻家3名は素材系なので、これは何?ってことになる。
何、と言うよりなんで?という感じ、材種はクヌギのようだ。
違和感もだが、この木の扱い方とか強度的には内に鋼材が貫通しているのか?
半割にした形跡がないので、だとすればくり抜いて?そんなことできるの?
そのあたりが興味の対象。

自然木でずいぶんと歪んでいたり、
意図的にか真っ直ぐ建っていないないものもある。

調査の結果、上から下まで鉄パイプの存在が確認された。
貫通である。
わざわざこんなことした意図は計り知れないが
論議の結果、
丸太に貫通口を開ける技術を開発し、それは画期的で(確かに)
それを使ってこんなこと出来るけどいかが?
ってな感じではないのか?

うん、しくじってるかも(笑)
良くはない。
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by red-globe | 2008-10-06 19:26 | 物件

昨日の話 2

昨日の話の続きで一昨日の話。

十代の頃、あまりやりたくないことも勉強だからやらなきゃいけなかった。
二十代の頃、出来ないこともやりたい
やれないことなんてないんじゃないか?と思ったのは
野心だったのか。
そして、二十代後半には
何がやりたいか悩むようになり、次第に何が出来るのかと
問われるようになってくる。
三十代になるとやりたいことをするため
やりたくないこともやれるようになった。

そして段々
やりたいことは出来ることになり、
いつの間にか、やめられないこともどんどん増えてくる。
やめられないことほど、やめたくなったりもする。

へそ曲がり?

ROCK もやめられないことの一つ
RADIO HEAD は時代を超えて語り継がれるであろう
数少ないバンドだと思う。
アリーナ、オールスタンディングなんて
その場に紛れるのはやっぱり辛い。
そろそろ、スタンド席かな

やりたいことが出来なくなるまでやるのか?
出来ないと思わないようにするのか?
禅問答のようになってくる。
真意はどこにあるのか。

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さあ、出掛けます。いい天気。
(画像は一昨日の大阪)
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by red-globe | 2008-10-04 07:53 | 心境

昨日の話

昨日の話というと特別ではないように思うが。
今日は朝から東京にいて、こっちに泊まってるから
昨日の話を整理しておかないと今日の話もできない。

昨日は大阪に行った。大阪港、天保山
作品をいくつか観て、その後 RADIO HEAD の LIVE に行く。

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まずは作品の話
CASOで井上信太を観て、その後ギャラリーヤマグチ クンストバウの
アートキャンプを見て回る。
若い作家達を支援するというこの企画、主旨には賛同できても
じゃ作品は?というと?若い。
若い=新しい、ということは云えても
新しい=新鮮だという感じにはなれなかった。
もしかするとこちらの感性がひなびてきたのかもしれないが
それでかたづけられないくらい新鮮さには欠けていた。
あらかじめ用意されたものに乗っている姿程
若者らしさに欠けることはない。
大村大悟の作品は良かった。

でも、大阪の殺伐とした風景でこんなに新鮮な風景に出会った。
柿の木を借景にしたこの窓は
一枚の絵画のようできらきらしていて生を感じた。
柿は茅葺き屋根やお寺がお似合いだと思っていたが
これはこれでいい感じ。
この写真を撮っていたらどこかの事務所の方が
「これは渋柿やろか、気になっとるねんけど」
と声を掛けてきて、
「木になってる」と誤字変換した自分が可笑しかった。
これ、渋柿だよ。

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RADIO HEAD は気持ち良かったのでまた今度話します。
今日の東京の話もしなきゃいけないねえ
盛りだくさんだ、忙しい訳だ。

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by red-globe | 2008-10-03 23:32 | 情景