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11月の枯木又分校

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先週末訪れた枯木又分校は、夏と装いを変えて特別なものとなっていた。
既にもうここは私にとって特別という存在になっている。
じっと季節に耐えるように、自然に溶け込むように
誰かを待つように、記憶に刻まれるように
朽ちてはいかない、熟成しているかのように

ようやくまとまってきた枯木又プロジェクトの
プランを抱えて集落の人々に報告に行く。
11月の終わりならまだ秋だろうと思っていたら
週末は荒れ模様で、今冬最初の雪体験はここになった。
季節の移り変わりは早い。

ちなみに春の枯木又はこちら

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by red-globe | 2008-11-25 00:15 | 情景

BOREDOMS・V∞REDOMS

ボアダムス と言われてもピンと来ない人も多いのではないか?
昨日京都精華大学40周年関連イベントとしてライブが行われた。
日本よりむしろアメリカでの評価が高い
ジャンルという枠には到底収まらない分厚い壁のような音を出すバンドである。

ステージ上に今回はドラムが4セット、それだけでも異様である。
しかも大学始まって以来初の体育館ライブで、
前日からの仕込みは入試明けのヘビィな日程で行われた。
先週の業務は一年分をまとめたかのような、緊張と神経を使う週だった。
ボアダムスの主要メンバーである Yoshimi は本学卒業生であり
また同じ世代でもあるため、VCD のK氏を中心に同窓会のような
不思議な空気も流れていた。20年ぶりの再会である。
K氏と私は浪人時代からの仲でもあり、オープニングで使ったドラム御輿2機を
急遽作ったり、板切ったり、、
まるで祭りだった。あの頃の実行委員となんだ変わらない。

音が壁になる、というのは頭を持ち上げて眼を閉じると
自分だけになって宙に引っ張り上げられるような感覚になる。
トリップと云えばそうかもしれないが脳は完全に醒めていて
この年齢のせいか?最近読んだ本のせいか?
それとも2日前の The Who のせいか?
自我とか存在意味とか老いとか、、、いろんなことを考えられて
禅問答のようでとても良かった。
そうだ、逆に云えば体育館急ごしらえの照明が
何だか安っぽくて頂けず、視覚の必要性を感じなかったことも大きい。

忙しいとちゃんと考える暇が無くなる。
ちゃんと考えないと粗末な結果となる。
考えがあれば、粗末でも質素でも方向を見失うことはない。
悩みはすべての原動力である。

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by red-globe | 2008-11-16 23:40 | 心境

ピートとロジャー

ピートのギターはジャーンとは鳴らない。ジャカジャーンではなく
ダーッ・ツ・ダッ・カッ・カッ・グ・ガーッである。
ロジャーのマイクは今時のワイヤレスではない。
シールド線に白いテープで補強されている。
マイクをぐりんぐりんとぶん回すのである。

いい大人のすることじゃないが、彼らはそれで生きてきた。
そんなのを生で見られるなんて、見るまでは到底信じられないし、
いざまのあたりにしても、今同じ時代に生きているんだと思えない
歴史的事実にタイムスリップしたようだった。

The Who メンバーは既に2/4になってしまった。
サービスでもビジネスでもないような無骨なままを突きられた日本初公演
そつなく無難に生きようとなんかしちゃいけない
無茶しても最後まで突き通す方がずっとかっこいい
そんなこと云われているような、ストレート・サウンド

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帰ってきてから You Tube でかつての60年代の The Who と
最近のものを比べながら復習してみる。
こういう「往年の」ロッカー達は何を想ってかつての自分をなぞるのか?
なぜ20代の、あの時に作ったものを今あの歳でやるのか?
同じ気持ちではないだろうし、ピークは過ぎている。
求められるから?お金のため?
答えはなかなか見つからないが、いや
これが他の、例えば職人的な仕事や技術だとすれば同じ型を継承したり、
繰り返し行うことで成熟したりすることがあるが
それと同じ感覚なのだろうか?生きること、老いへの挑戦なのだろうか?

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by red-globe | 2008-11-13 23:23

連日搬入の日

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朝の三条大橋、橋から川を撮るのが好き。

土曜に集荷、日曜そして今日と搬入
京都には芸術系大学が多いが、その8つの大学が合同で行う展覧会がある。
Art UNIV 2008
すべて学生の作品、合同選抜展とでもいうのだろうか?
今年から委員となりあくせくとしている。
学生達のサポートは出来るし異議はないが
個人的にはもっと学生主体で運営して欲しい、そう思う。

主催者からの連絡事務、会議、それを個々の学生に連絡、詳細の取りまとめ
会場下見、場所決め。
あるいは学生からの質問応対、それに搬入、展示、搬出。
これらはすべて雑務である。煩雑である。二度手間である。
直でいいんじゃない?主催者から学生へ
学生にももっと自ら作品を発表している自覚がうまれるはず。

そうすると我々はもっと中身のある、作品を介しての話が出来る
学生と火花を飛ばせる時間が出来る。はずである。

最近、よく教員や大学関係者の口から
「生徒」という言葉がでる。
学生も自ら「生徒」というヤツもいる。
言葉の問題、ただのニュアンスの違い、いや違いなんてないよ
と云われるかもしれないが、私はここにこだわっている。
学生と生徒は違う。意味がまるで違う。
意味が違うということは、心意気が、自覚が違うということだ。

生徒は高校生で終わりにして、
早く大学生になんなきゃいけないし
学生を生徒と呼ぶ先生は、絶対に信用出来ないよ。。

そんなヤツ信用するな

余談だが、、、

学生に「自分は大人だと思う?」と訊ねたことがある。
1回生、現役生だと18〜19歳、年齢的には子どもかもしれないし、
学費も親に出してもらっている。小遣いも貰っている。
だから子どもなんだという。子どもでいたいという。
大人になりたくないとも云う。よくて間だと思う、、なんて答える。
なんかはぐらかしているように、都合いいように聞こえる。

ちゃんと自分に聞こえるくらい大きな声で、大人だと云いなさい。
体だけじゃ駄目だよ、酒飲んでるだけじゃ駄目だよ
そういうことちゃんと考えなきゃ、一生大人になんかなれないから。


考えてごらん
カエルになれないオタマジャクシなんて
蝶にならない青虫なんて
惨めだよ。
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by red-globe | 2008-11-10 22:53 | 作品

木野祭

酔っぱらってしてしまったことや
云ったこと、考えたりしたことは翌日になると
気恥ずかしかったり、なんだったの?夢みたい
なんてことはよくよくある話。
と前置きして。。

昨日まであんなにだったのにもう夢の跡、後の祭りみたいで
っていうのがおそらく今日の心境だろう。
大学で行われた学園祭の話である。

それで、いくらか写真を撮ったのだが
恥ずかしい光景やなんだかよくわかんなかったり
とても見るに堪えないもの、笑えるだけなんてものばっかりで
なんともアップしがたい。
弱小とはいえブログは半公共性のある所である。

そんな中で、木野祭を上手く伝えているとは思えないが
ちょっと面白いことしてた連中がいた。
模擬店って云うのは
何だかみんな必死に売ろうとしているところが多い。
やっぱり店?営業がしたいようだ。
そんな中でここは何か売っているようには感じなかった。
楽しんでいたい、よく解らないまま
そんな感じ。

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ちょっと説明すると、
手前の彼は「DJ」をしている。皿を回しながらスクラッチやなんやら
好きだから上手いしセンスもいい。良い感じだった。
でも実にひ弱な音なのである。音圧がない。
理由は?後ろの彼にある。
彼は自転車漕いでる、懸命に。ちっとも進まない自転車の後輪に
発電機がある。精々12V
あれ程大音量が鳴り響く喧しい祭りにおいて逆のことをしていた。
バッテリーにも繋いでいたが、浅はかな発想で蓄電が消費をまかなえず
止まれば終わる、そんな電力は無害で誇らし気だった。

あの有り余る若いエネルギーを電気に変えることができれば
その変換した電力だけで祭りができれば、
そんな時代がいつか来れば
本当に意義のある祭りになるかもしれない。


奮起して発電せよ
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by red-globe | 2008-11-05 00:28 | 心境

注目の先

とあるビルの踊り場で、何かを見下ろす怪しい一団…
大阪、信濃橋画廊の階段での出来事。
とすると、作品か?

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中心にいるのはこの二人で(実は我が子達であるが…)
熱心に観察しているのである。

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さすがおめが高い、ふむふむ、感心である。
と思いきや、その先に広がる光景は…

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特に左の彼が今夢中になっている
「ガーガー」が作業中であった。

海遊館に行くよりずっと安上がりである。
感心感心。(笑)
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by red-globe | 2008-11-02 01:25 | 情景