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「はざ」って知ってる?

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あまり聞き慣れない言葉、はざ。
刈り取った作物を乾燥させるために掛けておくもの。
一昔前までは農村でごく当たり前に見かけた光景だったが
今はほとんど見かけない。
私の育ったあたりでは、稲刈りの終わった田んぼに横一列に
布団を干すように掛けてあったっけ。

はざ掛けにも地域性があって、新潟の山間部である枯木又では
杉の木を支柱に見立てて、その間に縄を張るスタイル。
そして高さがある。

美しい。

木の下に干すには理由がある。
雨をしのぎ、高いところでは風当たりもいいし、動物に食われることを防ぐ。
逆さにした刈り口の部分に、上に掛けたものが重なり傘の役割になり
雨が降ったときにでも好都合だとか。

コンバインで刈るとはざは使わない。
合理化するといやおなしに秋の風景も変わってしまうわけだ。
はざももはや歴史遺産的光景なのか
心境複雑である。
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by red-globe | 2011-11-11 23:04 | 情景

あの蕎麦はどうなったのか?

枯木又で育てているあの蕎麦畑はどうなったのか?報告しておきたい。
順調に生育した蕎麦は先週刈り頃となってご覧の通り、
茶色く姿を変えいよいよ収穫を迎えた。

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所詮、百姓の真似事をさせて頂いてる身、どう刈るか、その後どう干すか、その後は?
情けないほど解っていないので、地元集落の方に丁寧にご指導頂く。
鎌は引くだけでなく、同時に握った茎を押すように、そうすると上手く刈れる。
その後ではざに掛けて干すために藁で束ねる。
作業は難しいかと問われれば、さほどでもないし
やればやるほど上手くなっていく。
実感としては、やっかいな作業というのだろうか
腰をかがめて延々刈り取っていくのは、人手がなければとても辛い仕事である。

穂先のわずかばかりの種子を丹念にかき集めていくのは
気が遠くなるような作業で、収量が上がらなければ苦労は報われない。
買えば粉でキロ幾らとか、簡単に考えてしまえるものを
どこかで、これしきのためにここまでやるのか?なんて雑念が頭の中を過ぎる。

プロの眼からみれば、生育は今ひとつでこの3倍は収穫したいとのこと
肥料、天候に左右されるということは、苦労も報われないことがあって当然の世界。
厳しい。
しかし、ノウハウがあり、人智があり、随所に工夫が感じられる
自然相手に生きた心地のする、生身の仕事だと感じた。

さて、どれ程になるのかな?

そういえば、
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by red-globe | 2011-11-09 19:52 | 心境