RED GLOBE

電脳世界

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更新を怠っていたのは、忙しいから。
本当のところ、私の仕事はパソコンからは遠い。

学生時代、と言うと1980年代は
まだコンピュータがパーソナルではなかった時代
デザイン科の友達もその仕事、作品のすべてが手描きだった。
今では到底考えられない、筆で線を描き、色を塗る、
そういう時代から卒業して、その友達が真っ黒なマック・ブックを持ち
「Macがあれば、何でも出来る。」と豪語しても
「彫刻はできんやろ。」
そう思っていたが、やっぱり今でも彫刻は手で汗をかき作る。
だからそれに専念すると、ここから遠ざかってしまう。

個展ではないが、夏に2点の作品を完成させたい。
そうなると、どんどんこの電脳世界からは遠くなってしまう。

現実世界では充実しているし、元気です。(笑)
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# by red-globe | 2011-08-08 01:09 | 制作

自然治癒力と野性

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週末、海に行ってきた。
色々あった2ヶ月をキャンプで締めくくる。

自然治癒力とは、生まれながらに持っている病や傷を治す力
免疫システムのことだと言うが、
波打ち際に裸足で立ち、風に吹かれ、音を聞き、寄せては返す波に足元を洗われていると
自然に癒されていく。
言葉の意味は違うが、自然に晒すことで内側からみなぎってくるものは多い。

エアコンや扇風機の機械仕掛けの風よりも
外で受ける風の方が、断然気持ちよく感じるのはなぜだろう?
潮気まじりの風が肌をなでるのが、心地いいのはなぜだろう?
フィルターを介さない空気の方が、おいしいのはなぜだろう?

前々から、人は人に助けられ、守られているのと同時に
酷く憎み合い、傷つけあうことも多いのでは?と感じている。
ストレスと云われる殆どのことは、対人関係から生まれる。
そういう時に野性を呼び覚ますと、ずいぶん救われた気持ちになるし
確かに楽になる。
人は自然に向き合って生きるべきかもしれない。
そう思うと、日々の軋轢が実にくだらなくたわいのないことのようだ。
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# by red-globe | 2011-07-23 19:06 | 心境

マクロな日

最近マクロ撮りにはまっている。
庭にいる時間が長いのと、暑さで木陰に入っていることが長いのと。

デジタルは昆虫観察には最適。
引き延ばして見ると、あっと驚く姿がそこにある。

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# by red-globe | 2011-07-13 21:22 | 情景

Today is Sunday

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今日は日曜日
ということは、当然ながら日曜大工の日。
ということは、休みがない。

トカゲはなぜかじっとしていて、カメラの接写にもポーズを崩さない。
何でだろう?と思ってその視線の先を見ると、
蜘蛛の巣に掛かってばたつく獲物を狙っていた。
そうか、そういえば鼻先には蜘蛛の巣がついている。
ふーん、そういう手もあるんだな、と、感心。
でも、ちょっとずるくない?

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# by red-globe | 2011-07-03 22:20 | 情景

Everyday sunday

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毎日が日曜なら私は大工になる
といっても、あくまで日曜大工の話。
日曜大工にはノルマがない。
図面はあるが納期がないので、一晩経つと変更もありである。
プランは日に日に壮大になり、なかなか完成しない。
そこはかとない充実感がある。

庭のデッキを修繕中。
これだけ暑いと日中はただ眺めている時間も多い。
かといってビールなど空けてしまったら、
仕事にならない。
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# by red-globe | 2011-06-29 12:02

再会25年ぶり

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色々あった一ヶ月、画像はダイジェストで。

少し前の事になるが、お世話になった先生の個展にお邪魔したとき
思いがけず昔の、もう25年前のことだと云われたが
知人に出会った。

今は祖国オーストラリアに帰られていて、
この数日京都に再来されているのだという。
失礼ながら、その方のことを私の方から気づくことは出来なかった。
遠巻きに話をされて、「たぶん、会ったことがある」と云われても
なかなかピンとこなかったのだが、記憶はあぶり出しのように
じわじわと解像されていく。

彫刻の学生だった私の授業には、人体塑像という課題があって、
彼女はその時のモデルさんだった。
そういえば、5号館の階段に腰掛けてお弁当を食べてったっけ
ご飯にアルファルファもやし(今でもあるのかな)がのった、変わったお弁当
そしてジャコパストリアスの話をしたっけ
カタカナで書くのとネイティブの発音はまるで別物で
有名なベーシストが日本人意識のジャコパスと一致するのに相当苦労したなあ
当然話の本題はすこんと抜け落ちてしまい、思い出すことはない。

裸になってくれたら、すぐに思い出せたのに
いや、本当に。
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# by red-globe | 2011-06-24 00:12 | 心境

NoをYesで作る

ひょんなことで時間が出来たのは以前述べたが、
そのできた時間で突っ走るように作った最新作がこれである。

あの3.11 あの日以来、ものをつくる者はみんな無力感に苛まれている。
想いは募るのに、願いは募るのに、答えは No ばかりである。
僕らは政治家ではないし、小説家でもない。
批評家でもないし、できればただ素直に生きたいだけだ。
想いを言葉ではない方法で伝えたいだけ。
そして、有事が起こると真っ先に駄目な自分に向き合う羽目になる。
駄目だ、このままでは駄目
でも自分には何が出来るのだろう?

反核の思いは以前から強く持っていた。No である。
でも。自分の心情としては作品は常にポジティブでありたい。
表現はあくまで Yes
No を Yes で作るのが彫刻である。
悲劇を切り取るのはドキュメンタリー写真で充分、
時間をかけて作るものには No は向かない。
となると隠喩、メタファー。綺麗な花には棘がある、これである。

作品タイトルは「明日への神器」

勘のいい人なら気づいてくれるだろうか?
岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」と一字違いのオマージュであることを。
あの作品のテーマを知っていますか?

「神器」で「三種の神器」を思い出してくれるだろうか?
経済成長盛んな1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が「三種の神器」
豊かさの象徴が家電品、つまり電気である。

高さ4m、この黒い器の上にそびえる白いものが何に見えますか?
ならば、器は何を語るのか?
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展示中
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# by red-globe | 2011-06-15 21:17 | 制作