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RED GLOBE

バカは没頭している人である

関西でいうところのバカは褒め言葉である。

バカは没頭している人である。

私はサッカーのことはあまりよく知らないが
サポーターは一種のバカだと言える。

その狂信的なファンが敬愛してやまない選手に三浦知良がいる。
キング・カズ、その人もサッカーを愛してやまない日本の最年長プロサッカー選手
歳の問題はさておき、続けていることはやはり凄いことだ。
先日ニュースで、彼を東京ヴェルディ(元ヴェルディ川崎)に移籍させたい
もう一度ヴェルディでプレーしている彼を観たいという話を報じていた。
1992年、Jリーグ開幕の黄金期を築いた彼のプレーを
かつてと同じ色のユニフォームでもう一度観たいと思う心境は
ファンならずともよく解る。
そこに自己投影できる世代、40代なら尚更である。
カズにいつまでも現役でいて欲しいと思うし、
自らもそうでありたいと思う。
それが、キング・カズたる所以だろう。

もう一人、世代は異なるが中田英寿という選手がいた。
彼は絶頂期、ピークと思われる時に現役引退をした。
彼もまたサッカーを愛しているのはその後の活動をみてもよく解る。
自らの海外経験を生かし、活動の軸足をサッカーから社会活動に移して
新たな人生を踏み出したことは尊敬に値する。
おそらく中田もプロサッカー選手としてまだまだやれるだろうに
ファンは彼の強い意志を察してか、現役復帰を望む声はあまり聞かない。

二人を比べ例えるのには無理があることは承知の上で
今自分の仕事をいつまで続けるのか?
続けるべきか?続けられるのか?と自問してみる。
できることなら続けたい、一生掛けてでもやり遂げたい。

私は一生バカでいたい。あいつは本当にバカだと云われたい。
没頭していたいのである。
by red-globe | 2013-06-22 17:48 | 心境